以下は、あおぞら銀行より公表されたニュースリリースです。
あおぞら銀行
平成19年12月12日
再生ファンド『しんくみリカバリ』の立ち上げについて
株式会社あおぞら銀行(本社:東京都千代田区、取締役会長:能見公一、以下”あおぞら銀行”)ならびにあおぞら債権回収株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:米田 豊、以下”あおぞら債権回収”)は、全国信用協同組合連合会(本社:東京都中央区、理事長:小山嘉昭、以下”全信組連”)と、全国の信用組合の取引先のうち再生支援が必要な中小企業に対する貸付債権等の受け皿となる再生ファンド『しんくみリカバリ』を立ち上げることで合意いたしました。あおぞらグループとして地域単位の再生ファンドはこれまでもありますが、全国版の再生ファンド立ち上げは初めてとなります。
尚、全信組連は、既にあおぞら債権回収への資本参加や職員派遣を行なっており、「信用組合営業推進室」にて全国の信用組合の開示債権の削減に取組んでおりますが、今回の再生ファンド立ち上げは、これまでの提携関係を更に推し進めるものです。
1. ファンド設立目的
あおぞらグループが取組んできた事業再生ノウハウを活用し、信用組合業界専用再生ファンドを設置することで、全国の信用組合がこれまで独自に取組んできた取引先の再生支援を促進し、地域経済の活性化に貢献いたします。
2.ファンド概要
1 ファンド名 : しんくみリカバリ
2 対象債権 : 信用組合が保有する中小企業向け貸付債権等
3 業務委託 : 再生助言・債権管理は、あおぞら債権回収に委託
4 設立時期 : 平成20年3月(予定)
5 スキーム図 : 別添のとおり。

1信用組合お取引先向け貸付債権等を債権譲渡
2あおぞら銀行より匿名組合出資にて債権買取資金を拠出
3しんくみリカバリとの業務委託契約に基き、あおぞら債権回収が再生サポート・債権管理等を実施
以上